心の家路

唯一の解決法。それは断酒
Stop drinking

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2004/12/27 

<アルコール依存症は身体の病気>

<唯一の解決法。それは断酒>

これらすべて、そしてその他すべてのタイプに一つだけ共通する症候がある。つまり、飲み始めたら最後、必ず渇望現象が増進するということだ。この現象が私たちが以前提言したように、アルコホーリク特有のアレルギーの症候であり、彼らを他と明確に分けるものである。私たちの知る限り、これまでにこの症候を根治できる治療法はなかった。唯一の解決法は、まったく飲まないことしかないと言わざるを得ないのである。

(『アルコホーリクス・アノニマス』 医師の意見 xxxviii・文庫版 p29-30)

そうして彼は、どのアルコホーリクもが陥る考え、つまり、これだけ長いこと断酒してきたのだし、自分を鍛錬して自制してこられたのだから、もう人並みに飲めるだろう、という考えのワナに落ちた。

(『アルコホーリクス・アノニマス』 第三章・さらにアルコホリズムについて p48・文庫版 p80)

私たちは、真実を何度も何度も見せつけられてきている。つまり「一度アルコホーリクになったら一生アルコホーリク」なのである。私たちは断酒の期間をおいてまた飲み始めると、まもなく以前と同じようにひどくなる。酒を止めたいのなら、どんな条件もつけてはならない。いつか、酒への耐性ができて、また飲めるようになるといった考えをもてあそんではならない。

(『アルコホーリクス・アノニマス』 第三章・さらにアルコホリズムについて p49・文庫版 p81)

AAワールド・サービス社の許可のもとに再録。

現在の医学では、アルコール依存症になってしまった患者を、「適量を楽しめる」ように戻してくれる治療法はありません。何年間酒を断とうとも、コントロールを取り戻すことはありません。唯一の解決策は、一生酒に手を出さないことです。

どれだけ長い間酒を止めていても、再び飲み始めれば、完全に病気がぶり返すのです。

依存症者とは「ブレーキの壊れた車」に例えられます。止めておけば何の害もはありません。しかし、いったん走り出すと、何かに衝突するまでは止まらないのです。同じように、依存症であってもアルコールを完全に断っていれば、普通の人と同じように暮らすことができます。しかし、飲み始めれば、いつかは暴走が始まってしまうのです。「節酒(節制した飲酒)を心がければ大丈夫」と考える人もいるでしょう。しかしれそれは、「ブレーキの壊れた車でも、ゆっくり走らせれば事故にはならない」という考えに似ています。

実のところ節酒は、完全な断酒よりも難しいのです。そしてそれは、依存症という進行性の病気の長い長い下り坂をゆっくりと(時には早く)下っていく過程にすぎません。

<断酒ができない精神の病気>