心の家路
2003秋 AA関東甲信越 ラウンドアップ in 山梨
フォトレポート

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2003/10/06 

10/5 2003秋 AA関東甲信越ラウンドアップ in 山梨 フォトレポート

フォトレポートなどと謳いながら、実は写真が4枚しかないというレポートです。

ラウンドアップとは「収穫祭」を示す言葉で、お酒を飲まないで得た喜びを分かち合おうというAAのイベントです。内容はおもに「ミーティング・ミーティング・ミーティング」と普段やっていることと変わらないのですが、普段接することの無い仲間の話をきいたり、その姿を見たりするのは、まったく新鮮です。AAの関東甲信越地域では、春と秋の年2回場所を移しつつ開催されています。今回は長野県のお隣、山梨での開催ということでしたので、2泊3日のイベントの後半1泊2日だけ参加してきました。(ちなみに、アメリカでは同様のイベントはラリーと呼ばれ、やはり大変親しまれているそうです)。

10月4日午後2時半。ホテルに到着。受付をすませ、(ミーティングに参加せずに)ロビーでたむろして談笑している仲間に加わりました。懐かしい顔や、いつも見ている顔などなど・・・、もちろん「知らない人たち」が最も多いのですが・・・。

それにしても、AAのイベントのロビーは煙いのです。なぜかというと、ほとんどの人がタバコを吸うからです(男性に限らず、女性でも吸う人のほうがずっと多い)。僕は、タバコの煙が嫌いなわけじゃありませんが、それでもたまらなくなって禁煙コーナーに移動しました。

誰もいない禁煙コーナー

・・・誰もいません。向こうの喫煙コーナーとは大きな違いです。

今回は二日目の昼間のミーティングは3つに別れていて、普通のオープンミーティング、ステップミーティング、そして「スポンサーシップ」をテーマにしたミーティングがありました。3時から始まる昼間最後のミーティングに少し遅れて参加しました。それぞれの参加人数は、部屋の前のスリッパの数でわかります。一番スリッパの数の少ない「スポンサーシップ」のミーティングに参加しました。

偶然ではありますが、二郎さんのところの掲示板で活発に活躍している関西の仲間とめぐり合いました。ミーティング終了後の風景。

ディスカッションミーティング終了後の風景

アメリカでAAが始まった頃は、個人の家でハウスパーティ形式でミーティングをするのがふつうだったそうです。パーティといってもみんな貧しかったし、お酒を出すわけも無いので、コーヒーとスナック類ぐらいの簡単なものだったそうです。ミーティングが終わった後で、コーヒーを飲みながら談笑するというのが、オックスフォードグループからの流れを汲む初期のAAのやりかただっとか。その後、人数の増加とともに教会の地下室や公共施設を借りるように変化していきます。その過程で、コーヒーはミーティング後ではなく、ミーティング中の会場の横でセルフサービスで提供されるようになっていき、日本のAAはこの方式を「一般的」として取り入れています。大きなイベントでは、コーヒーはいつも紙コップで飲み、不要になればゴミ袋に捨てられていきます。

二日目の夕食後は、「ラッフル」というイベントが行われます。これは、一種のビンゴ大会のようなものを想像されるといいでしょう。初日から二日目の夕まで、若いおねーさんや強面のおじさんがラッフルチケットを1本千円で売ってくれます。10枚のチケットで1本になっていて、それぞれに4桁の番号がふってあります。同じ番号のチケットでペアになっていて、販売の時点で片方は回収され、最終的にラッフルが行われるときには、自分の買った番号と同じ番号のチケットが、必ず「箱」のなかに入っているのです。

ラッフルが行われる際には、「箱」の中の大量のチケットがかき回され、一枚づつ取り出されていきます。その番号が手元のチケットの番号と同じだったら「あたり」です。景品はAAの本や、日用品などです。今回の目玉景品は、ディジカメ2台とポータブルテレビでした。

ラッフルの様子です。緑色の袋は景品。この部屋は禁煙なので、タバコを吸いに廊下へ出ている人もたくさんいます。

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ラッフルの売上を含めたラウンドアップ全体の余剰金は、AAのオフィスなどのサービス機関への献金にまわされ、「まだ苦しんでいるアルコホーリクに回復のメッセージを運ぶ」という12番目のステップの実践に使われるのです。

ラッフルは9時で終って、9時半からこの日最後のミーティングがあり、11時でプログラムは終了。夜更かし組はホテルのロビーや、「24時間ルーム」で話をしたり、ゲームを楽しんだり・・・。

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今回は4人部屋でした。遊びすぎた夜に、朝の光がまぶしい・・・。

3日目の朝には朝食後にサヨナラセレモニーがあります。今回は、ミーティング「スタンプラリー」があり、出席したミーティングの多い人にプレゼントが渡されました(最高は9回、二日目から来た人で6回という人もいました)。

AAという集まりの性格上、個人の顔がメディアに露出することはありません。ですから今回も、「笑っている顔」「はしゃぎすぎて疲れが浮かんだ顔」「知っている人がまだ少なくてちょっと淋しげな顔」などの表情をお届けすることはできませんでした。が、日ごろから酒を飲まない生活をエンジョイし、再会を祝い、非日常を楽しんでいる姿が、この写真の向こうにはたくさんあるのです。

今回の参加者は300人ほどだったそうです。僕にとってはひさしぶりのラウンドアップで、とても楽しめました。次回は来年の春に茨城県。そのつぎの秋は長野です。

以上、まだ気分が日常に戻っていなくて「ハイ」なひいらぎのレポートでした。