米国アディクション列伝

Slaying the Dragon

衰退の種

治療を試行錯誤する中で、とても治療的なものを発見する時があるが、長年の間、何がそうした良好な結果を生んだのかを正確に知らずに過ごしてしまうことがある。自分の長所の実態を正確に特定できないので、彼らは本質的に迷信深くなり、変化に抵抗する。時には彼らが守ろうとしているものそのものをだめにしてしまうことがある。 ホワイト1), p.349

1)
ホワイト(2007/1998), 『米国アディクション列伝』, 鈴木美保子他訳, 東京: ジャパンマック