雑感(1) ゲシュタルトの祈り・iPhone

『心の家路』のアクセス数

『心の家路』をリニューアルして約1ヶ月が経ちました。いったい何人に見てもらっているのか・・・。

サーバーに保存されたアクセスログを解析する Webalizer というソフトの出力によると、例えば12月2日に公開した「ビッグブックのスタディ (1) 目次」という記事には、2週間で約3千回のリクエストがありました。

しかし、この3千はすべてが人間ではなく、Googleのような検索エンジンや、SPAMコメントを書き込もうとするロボットと呼ばれる自動化ソフトが多数含まれています。こうしたものを除いて数える機能は Webalizer にはありません。

Google Analytics というサービスを利用すると、ロボットではない(おそらく人間の)アクセス数を教えてくれます。前掲のページでは、2週間でおよそ300人のアクセスがあったと教えてくれます。これは公開した日に300人がまとまってアクセスがあるのではなく、複数の日に分散しています。

日々雑記を読みにいらっしゃる「固定読者」は『家路』の訪問者全体からすれば少数派です。多数派は、検索サイトでキーワードをサーチしてやってくる人たち、つまり「一見いちげんさん」です。

ゲシュタルトの祈り

最も人気があるのは、「ゲシュタルトの祈り」のページです。毎日百数十人がキーワードで検索してこのページにいらっしゃる。そして、他のページはほとんど移らず、このページだけ見て帰っていきます。重複はあると思うのですが、それでもひと月あたり5千人の人びとが「ゲシュタルトの祈り」を見に訪れているのです。

なぜ人びとは「ゲシュタルトの祈り」を求めるのか? その理由は僕にはわかりません。コメント欄は設けてありますが、そこには誰も何も書いていかれませんから、想像するしかありません。

推測するに、「私は私」「あなたはあなた」「私はあなたの期待に応えるために、生きているわけじゃない」というゲシュタルトの祈りの言葉が、今を生きる人たちの心の琴線に触れているのではないか・・・。人の期待とか社会の重圧に押しつぶされてしまいそう、といった感じかもしれない・・・想像に過ぎませんが。

どんな人たちが見ているのか

もう一つ、どんなデバイスを使って『家路』を見ているかの統計もあります。75%ぐらいがスマホ。20%ぐらいがPC。残りの5%がタブレットです。スマホは大多数がiPhoneで、Androidは少ないですね。

Analytics はビジターの年齢や性別の統計値も出してくれますが、この情報の精度が高いとは思えません。それでも、それらも含めて『心の家路』を訪れる人の平均像を描いてみると。

  • 年齢層は18~34才の若い世代が中心。
  • 男女比はほぼ1:1。
  • 人の期待に応え、社会の重圧に耐えて生きることに疲れ果て、何らかの救いを求めている。
  • iPhoneを使って、夕方から夜半の時間帯に検索サイトを使ってキーワードで探し、たまたま『家路』にたどりつく。

このサイトがこういう人たちのお役に立てているか正直自信がありません。

そして、その層とは別に、依存症・回復・12ステップに関心のある人たちが雑記を読みに来てくださっている。このように『家路』の読者層は二極化していると思われます。

iPhoneでの表示が遅い

ところで、読者のおそらく三分の二はiPhoneを使って見に来てらっしゃるようなのですが、iPhone使いの人たちから「ページの表示が遅い」「ロードに時間がかかっている」と教えてもらいました。表示に何秒ぐらいかかるのか? と聞いたところ、秒というレベルではなく1分以上かかっているとか。

僕はAndroid派なので、いままでiPhoneは使ったことがなく、手元に古いiPad(第三世代)があるだけです。そのiPadでは表示は遅くないし、iBBDemoというiPhoneのエミュレータでも問題なし。僕の手元で現象が再現できないので、原因追及ができていません(これが一番困る)。

毎日200人訪れるiPhone使い全員が1分の遅延を忍耐しているとは思えないので、おそらく表示が遅いのは一部のiPhoneに限った現象ではないでしょうか。でも、何が問題なのかはまったく手がかりがないのが現状です。どっかで10日ぐらいiPhoneをレンタルしている業者から借りてみるしかないか・・・。

表示が遅い方は、どんなiPhoneを使って、表示されるまで何秒ぐらいかかるとか、Safari以外のブラウザを使ったらどうなるかとか、教えて貰えるとありがたいです。また、遅くないよ、という情報もありがたいです。

追記:表示が遅いという問題は、おかげをもちまして改善しました。

2020-03-05その他,日々雑記

Posted by ragi