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Re: 「アダルト・チルドレンを理解するために」へのコメント
by
次郎
2017-04-18 15:15
わしもモノローグってみようかな。
>「自分自身の愛のある親になること」
昔、Tonyのランドリーリストも載ってたACoAのハンドブックと思われるものの「解決」を見た時、このフレーズに妙に違和感を感じました。ACoAが解決にこのフレーズを採用しているということはそれで回復する人もいるはずなので、自分に違和感があるからといってそれを否定する気はないのですが、自分が感じた違和感を初めて言語化できそうな感じがしたので、書いてみました。
最近入手したある文献に書いてあったのですが、recover(回復する)という英語は「努力の結果ではなく、棚ボタで」というニュアンスがあり、努力の結果としてはregainという言葉を使うそうです(英和大辞典にもそう書いてあった)。
野球でセカンドがエラーしたボールをショートがたまたまキャッチしてくれたのはrecover、エラーしたセカンドがエラーで取られた点を自分のホームランで取り戻すのはregainという事なんでしょうかね。ある種、他力と自力の関係性でしょうか。
で、「自分自身の愛のある親になること」はACには自力的(regain)すぎるように思ったのが違和感の原因のように思いました。AAならこれくらい自力的なフレーズがあってもいいのかもしれないですが。
そいうえばACoAの解決には「今日一日両親を責めることを止めることで」といったフレーズが入っていて、そのこと自体は正しいのだけれど、自分の知っているACの人たちは「両親を責める」より「がちがちの自分いじめ」をやっている人の方が一般的な感じです。
このあたり、日本人と米国人のアイデンティティの違いもあるのでしょうが、複数のACの12ステップグループがあるのは、そういったアイデンティティの多様性に対応した結果であり、回復の要の一つは似た人を集める事なので、そうなるべくしてそうなったのだろうな、とモノローグってみました。
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