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依存症
回復
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書名 | アルコホリズム | |
副題 | アルコール中毒の疾病概念 | |
版 | ||
著者 | E・M・ジェリネク | |
監修・訳 | 羽賀道信・加藤寬/訳 | |
出版年 | 1973 | |
ISBN | ||
出版社 | 岩崎学術出版社 | |
備考 | 絶版 amazon.jp Google Books https://www.kosho.or.jp/top.do |
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原著 | The Disease Concept of Alcoholism | |
副題 | ||
版 | ||
原著者 | Elvin Morton Jellinek | |
出版年 | 1960 | |
ISBN | 1578989361 | |
出版社 | Martino Fine Books | |
備考 | amazon.jp |
「アルコホリズムは一つの疾病である」という基本的な考えのもとに、ジェリネックは従来の古典的、不明瞭なアルコホリズムの概念を整理しようと試み、25年にわたって着々と研究を続けてきた。その成果は見事に本書の中に凝結されている。
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もともとアルコールが他の薬物中毒と著しく異なっている点は長期間にわたってアルコールをかなり大量かつ持続的に飲用していても、抑制喪失、禁酒不能などがみられないはかりでなく、非常に健康な生活を送っている者が存在する事実であり、ジェリネックはアルコホリズムの概念の中に必ずしも大量飲酒のみを条件としないことをにおわせている。これに対し飲酒抑制の喪失および禁酒の不能という状態を重視し、アルコールに対する病的欲求、禁断症状などという機制に対する考察を行なっている。 新井尚賢「推薦のことば」p.2-3