熊本市慈恵病院の「赤ちゃんポスト」に、子捨てを助長するという批判が(特に閣僚から)でています。民法772条の「離婚後300日以内に誕生した子は前夫の子と推定」で、離婚後に生まれた子供の戸籍が作れない問題にしても、民法改正案が「家族制度の崩壊を助長する」という閣僚の意見で廃案になりました。
家族制度の問題じゃなくて、子供の人権の話だったはずなのに、問題がすりかえられていると思うのは僕だけでしょうか。
海外の政治ニュースを読んでいると、例えばある党は妊娠中絶容認、別の党は中絶禁止、また別の例では移民受け入れ推進、別の党派受け入れ反対、といった感じで対立軸がはっきりしています。対するに、日本の政党は(某小政党を除けば)主張があいまいです。
コンベンショナルな家族制度を維持したい党と、時代に合わせて民法を変えちゃおうぜという党に分かれてくれたら、夏の参院選ももっと投票しやすくなるのになぁ。
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