ヤマアラシのジレンマ

Das Dilemma der Stachelschweine - 「心の家路」のブログ

ヤマアラシのジレンマ

ブログのタイトルを考えていて、いろいろ悩んだのですが、結局本棚に並んでいる少女マンガから取りました(「心の家路」と同じパターンだ)。
作者も同じで遠藤淑子です。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/459211857X/503-3339744-8057520

「デカンショ、デカンショで半年暮らしぃ♪」
のデカンショは、デカルト・カント・ショーペンハウエル。

そのショーペンハウエルが提示した寓話に「ヤマアラシのジレンマ」があります。

「寒さに震える二匹の山アラシがいて、お互いに暖めあおうと近づけば近づくほど、お互いのトゲで傷つけあう」(遠藤淑子のマンガより)

自立することと、相手と一体であることの矛盾。
人は一人では生きていけない、でも誰かと一緒だと必ず傷つけあってしまう。

一人で生きていくことは出来ない。傷つけあわずに一緒にいることも出来ない。ゆえに、傷つけあって一緒にやっていくしかない。という三段論法。

コメント(3)

ひいらぎ 返信

書き込みテスト

次郎 返信

こんちは。

ヤマアラシのジレンマって、

「傷つけあわず、寒くない」というちょうどいい位置を見つけ出す手法の話だと思っていました。

千代 返信

あら?次郎さんて私の知っている次郎さんかしら?

ひいらぎさん、こんにちは!始めまして。

ネットサーフぃんしていてたどり着きました。

私も次郎さんと同意です。

きっとちょうどいい距離ってあると思います。

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