ヤマアラシのジレンマ

Das Dilemma der Stachelschweine - 「心の家路」のブログ

無名性について考える

!情報化社会になるほど高まる「人間」への依存
http://it.nikkei.co.jp/business/news/index.aspx?n=MMITzv000012032007

> 誰でも好き放題に書き込む方式を取りやめました。記事と関係のない書き込みと放送禁止用語などを排除する承認制の導入を宣言しました。
> 不思議なことに書き込みの承認制を導入した途端、それまでの激しい人達が急に来なくなりました。

不快な人たちが多いのではなく、数は少ないけれど、そういう人の発言が目立ってしまうのがネットなのか。

なぜ「インターネット上の匿名性」という問題を追いかけているか、といいますと。それはSkypeを使って、オンラインAAをやるアイデアがあるからです。
Skypeでは最大4人まで同時会話できますし、(仮想の)マイクを回す形式なら100人まで聴衆が参加できますから、AAミーティングの形式を取ることは可能です。

ただAAミーティングを名乗るならば、たとえば「伝統3」の問題とかも絡んできます。対面のミーティングにからかいで訪れる人は滅多にいませんが、ことネットとなると何が起きるかわかりません。だからといって、紹介者(スポンサー)がいないと入れないミーティングは、個人的に運営するならともかく、(少なくとも)AAとは違ってしまいます。

どういう仕組みをとるのがいいのか。結論はすぐには出そうもありません。

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