ビル・Wに問う (12) 評議会は何をするのか?

『ビル・Wに問う』の第12回です。


Q12:ゼネラル・サービス評議会は何をするのか?

A12:評議会は、アルコホーリク財団(訳注:後の常任理事会)、ゼネラル・オフィス、グレープバイン、ワークス出版から年間活動報告書を受け取り、また公認会計士からも報告書を受け取ります。評議会はこれらの報告書や、それに関して必要だとして提出された提案や決議を十分に検討します。

理事たちは評議会に対し、AA本部あるいはAA全体が直面している方針上あるいは財務上の深刻な問題を提示します。評議会はそれらについて議論した上で、理事たちに対し適切な提案もしくは決議を行います。

AA全体に深刻な影響を与える恐れのある「伝統」への違反については特別な関心が払われます。評議会は、もしそれがふさわしいと判断すれば、そうした逸脱に対して遺憾の意を表す決議を行います。

評議会の会期は週末の三日間にわたって続くので、評議員はあらゆる問題に対して意見を交換することができます。彼らはお互いに、また本部の人たちとも知り合いになるでしょう。彼らは財団やグレープバインやゼネラル・オフィスの事務所を訪れるでしょう。これは相互の信頼を生み出します。当て推量とうわさ話が、直接の見聞に置き換えらます。

毎年の評議会の閉会前には、すべてのAAメンバーに対して本部の現況と、AA全般の状態についての報告書を作成する委員会が指名されます。

評議員が地元に戻ると、彼を選出した州の委員会が、それがふさわしいなら、評議員の個人的な報告を聞く会議に、グループの代議員や希望者を招集します。評議員はそうした報告会で得られた反応を集め、問題に対する提案を次の評議会での参考とします。評議員はできる限り多くの選出地域のグループを訪問する義務があります。そして本部について得た知識を伝えるべきとされています(パンフレット「第三のレガシー」、1950年10月)。


A12:ゼネラル・サービス評議会には、AA全体が参加します。評議会は「大規模な輪番制の委員会」であり、その手にはAAの世界的なサービス――グループへの援助、広報活動、出版物の準備と流通、外国への伝搬、その他の活動――に対する責任が託されているのです(1951年第一回ゼネラル・サービス評議会にて、ビル・W)。