ビッグブックのスタディ (46) ビルの物語 17
前回は、ビル・Wがタウンズ病院に入院中にステップ(の原型)に取り組んで、霊的体験を得た部分を扱いました。私たちは、ビルと同じように12ステップに取り組んで、ビルと同じような霊的目覚めを目指すわけです。
ビルだけでなく、初期のAAメンバーの多くが数日間の短い入院期間中に12ステップに取り組んでいました。AA歴史家のワリー・P(Wally P., 1946-)によれば、AAメンバーがゆっくりステップに取り組むようになったのは、1950年代後半にステップ・ミーティングが行われるようになって以降だといいます。1) ですから、ビルが数日間でステップに取り組んだという「ビルの物語」の記述に不自然なところはありません。
AAにはビッグブック原理主義 とでも言うべき立場を取る人たちがいます。つまりビッグブックは無謬であり、その記述を逐語的に真実であると信じる人たちです。彼らからは、AAから出版されている他のテキスト(12&12など)すら偽典 扱いされてしまいます。
僕はそこまで極端な立場は取っていないので、実際のところはどうだったのかが気になります。
ビルはこの時にステップに取り組んだのか
第一の疑問点は、ビルはこの時にステップに取り組んだのかどうか、です。前回紹介したビルの退院の記録表から、入院が12月11日、退院が12月18日だったことがわかります。そして、様々な証言から、彼の霊的体験が12月14日(入院4日目)に起きたことが分かっています。
ビルが再飲酒したのが休戦記念日(11月11日)で、入院はその1ヶ月後でした。あまり長い期間の飲酒ではなかったため、入院時も「それほどひどい状態ではなかった」と彼は語っています。2) それでも、入院直後はタウンズ病院の標準的な解毒治療が行われました。これはベラドンナ などの薬草から抽出した解毒薬を、1時間おきに約50時間にわたって投与するという過酷なものでした。最後に下剤を使ってそれらを排出させ、強壮剤を与えて体力を回復させました(第36回)。また、水治療(第37回)も並行して行われました。そのことからすると、入院の最初の3日間にビルがステップに取り組んでいる余裕はなかったと思われます。
4日目(12月14日)の朝に、エビー・Tが病室を訪れました。エビーがニヤニヤ笑っていたために、ビルはエビーが福音伝道を始めるのだろうと考えて恐れました。だが、エビーはそんな話はちっともしなかったので、むしろビルのほうから、もう一度あの回復の方法を教えてくれと頼みました。エビーが穏やかな態度で話してくれた内容は、
-
- 打ち負かされたことを認める。
- 自分自身に正直になる。
- それを誰か他の人に話す。
- 傷つけた人たちに償いをする。
- 見返りを求めず、惜しみなく自分を与える。
- どんな神であれ、いると思える神に向かって、試しにでも良いから、祈る。
というものでした。あまりにもシンプルなので、むしろ神秘的ですらあるとビルは思いました。
これらは、エビーが属していたオックスフォード・グループの教義の一部でした。ただし、これらは特にオックスフォード・グループ独自のものではなく、どこの教会にも同じものがあるだろう、と後にビルは語っています。3)
エビーは少し話しただけで帰っていきました。その後、アルコールと鎮静剤の効果が切れたビルは、深い抑うつに沈み、そのなかであの霊的体験をしたのでした。4)
つまり、ビルはエビーからやり方を聞いただけであり、入院中にはそれを実践していない、というのが真実でありましょう。
AAは体験を語る集まりですから、ビルも、エビーの訪問と自らの霊的体験については繰り返し語りました。しかし、霊的体験の前にステップに取り組んだという話は(僕の知る限り)「ビルの物語」で述べているのみです。
なぜビルは、自らの体験とは異なることを「ビルの物語」に書いたのでしょうか。それについてビルが何らかの釈明をした記録は見当たりません。また、AA歴史家たちは「ビルの物語」の記述ではなく、その後の『AA成年に達する』や Pass It On に書かれたこと――ビルは入院中にはステップを実践していない――を真実と見なしているものの、ビルが事実と異なったことを書いた理由には触れていません。つまり、それは謎なのです。
ただ、それは何らかの意図を持って行われたのは間違いないでしょう。
ビルの霊的体験の実体と意味
第二の疑問は、ビルの霊的体験は何だったのか、です。
霊的体験の後、ビルは次第に怖くなってきました。自分が見たのが幻覚ではないか、自分は気が狂ったのではないかと心配になったのでした。アルコールの多飲がコルサコフ症候群 という不可逆的な脳障害を引き起こすことは当時から知られていました。
ビルはシルクワース医師を呼ぶと、先ほどの体験を説明しました。そして、この体験は現実なのか、自分はまだ正気なのか、と尋ねました。
医師はいくつか質問をした後で、ビルが完全に正気であることを請け合いました。そして、医師には理解できないが、ビルにある種の霊的な出来事が起きたこと、そうした回心の体験によってアルコホリズムから解放されることがあると本で読んだことがあることを説明しました。そして、ビルは今までとは違った人間になっており、何を得たにせよ、それを手放さないほうが良いと助言しました。
これによって、ビルは大きく安堵し、ハイヤー・パワーに対する最後の抵抗が消えていきました。5) 6)
シルクワース医師は真実を語ることもできたはずです。第36回で説明したように、ベラドンナは一部の患者に幻覚や精神錯乱を引き起こすことが知られていました。だからシルクワース医師には「それは幻覚だ」と言って、鎮静剤をビルに再処方するという選択肢もありました。
ビルの霊的体験が、アルコールの離脱がもたらす譫妄 (せんもう)ではないかと疑う人もいます。アルコールによる譫妄は、アルコホーリクが実際に見たり経験していたものが、恐怖の対象に転化したものであることが多く、例えば巻いたロープがとぐろを巻いた毒蛇に見えたり、揺れるカーテンの影に魔物が潜んでいるように見えたりします。ラジオで聴いた歌が空から聞こえてくるようになり、どこまで逃げても追いかけてくるようになったという話を聞いたこともあります。「死ね」などの非難の声を含むことが多く、家族が自分を殺す相談をしているという幻聴は、その典型例です。概ねにおいて恐怖体験なのです。7)
一方で、ベラドンナがもらたらす幻覚は、その人が直前に行った会話を元に、それを空想的に発展させたものになるのが典型的です。多くの場合、刺激となった経験の間に得たであろう願望を満たすような幻覚を体験するのです。8) ビルの霊的体験が、ベラドンナの引き起こした幻覚だったと多くの人が考える理由がここにあります。
シルクワース医師がビルの霊的体験が幻覚症状だとわかりながらも、そう言わずに、霊的な出来事が起きたと言ってビルを励ましたのは、医師の目から見て、ビルが2時間前とは様変わりしていたからでした。前回述べたように、ロイスの目から見ても、ビルの変化は明らかでした。
ビルはそれまで金融界での経済的成功と名声を追い求めて生きてきました。それが、この一件の後、彼は世の中で最も顧みられない者たちであるアルコホーリクを救う活動へと、人生の方向性をがらりと変えてしまいました。彼の霊的体験がベラドンナの引き起こした幻覚であったにせよ、それが彼の精神を根本から変えてしまった――そのことが意味を持つのです。
この時にシルクワース医師がビルに語ったことは、事実とは違っていました。ですが、臨床家は常に真実を語れば良いとうわけではありません。患者にとって最善の助言をするのが臨床家の役目でもあります。(一方でサイエンティストは常にファクトを大事にしなければなりません。科学的立場と臨床的立場は時に異なるのです。心理学(科学)と臨床心理学も同様の関係性にあります)。(cf.「プラグマティズムと12ステップ」)
もちろん、ビル自身もそれが幻覚だったことを後に理解したのでしょう。彼は1958年にこう語っています:
Skeptical man of science though he then was, this was most kind and astute. If he had said, “hallucination,” I might now be dead. To him I shall ever be eternally grateful.9)
科学の徒として懐疑論者だった彼〔シルクワース医師〕にしてみれば、これは最大限親切で、明敏な言葉でした。もし彼が「それは幻覚だ」と言っていたとしたら、おそらく私はもう死んでいたでしょう。彼には永遠に感謝しなければなりません。(拙訳)
もしビル・Wが死んでいたら、彼の作ったAAも存在せず、私たちの回復もなくなってしまいます。私たちはシルクワース医師に感謝すべきでしょう。
『宗教的経験の諸相』
翌日、ビルは『宗教的経験の諸相』という本を手にしました。おそらくはエビーが持ってきたものだとされていますが、当時収入のなかったエビーが、どうやってこの高価な本を手に入れたのか疑問が残ります。ともあれ、この本はオックスフォード・グループでは読むように推奨されている本でした。10)
『諸相』は、アメリカ心理学の父と呼ばれるウィリアム・ジェームズが、1901年と02年に行ったギフォード講義 の内容を出版したものです。ギフォード講義については以下のサイトにわかりやすい説明があります。
ビルは入院中に『諸相』を最初から最後までむさぼるように読みました。ビルはこの本の内容について、こう述べています:
ジェームズの考えによると、スピリチュアル(霊的)な体験は客観的な実在性を持ち得る。それは思いがけなくやってきた贈り物のように、人間を変えることができる。突然光り輝く啓示もあり、また非常にゆっくりとしたペースのものもある。宗教的なルートからくる場合もあれば、そうでない場合もある。11)
霊的体験は、人間に変化をもたらします。時にそれが、アルコホリズムやアディクションからの回復という形を取ることもあるわけです。客観的な実在性(objective reality)があるとは、本人の主観的なものだけでなく、その変化が他者から見て明らかであるということです(前述のように、回復とは他者から見た変化を伴ったものです)。
『諸相』という名前の通りに、この本には大変バリエーションに富んだ回心の体験が紹介され、論じられています。ビルのように突然の体験もあれば、変化にもっと時間がかかる場合もありますし、また宗教が関わっているとも限りません。
ビルはそれらのたくさんの事例に共通する要素を三つ見つけました。12)
- その第一は災難です。ジェームズの紹介した事例は、どの人も人生の重要な領域において完全な敗北を喫していました。人間の力ではその問題を解決できずにいました。(アルコホリズムやアディクションというのはまさにこれに当てはまります)。
- 第二は、その敗北を認めることです。それぞれの人たちが、自分の敗北を徹底的で絶対的なものだと認めていました。
- 第三の共通点は、ハイヤー・パワーの助けを懇願することでした。救いを求めて訴えるやり方は様々で、必ずしも宗教的なものに限りません。
ビルは、この三つの共通点を、別のところでは、完全な絶望と深層での収縮(deflation at depth)と表現しています。13)(おそらく、第一と第二の共通点が完全な絶望に、第三の共通点が深層での収縮に対応するのでしょう)。ビルは自分に深層での収縮が起きたために、霊的体験をしたと考えました。
なぜビルは回復できたのか
ビル以前にも、アルコールに対して敗北し、絶望したアルコホーリクはたくさんいたはずです。ですが、その人たちの多くは霊的体験を得ることなく死んでしまいました。なのに、なぜビルは助かることができたのでしょうか?
それについてビルは、このように述べています:
The difference between these cases and my own was not hard to see. The difference lay in my relation to my friend Ebby, himself a onetime hopeless alcoholic. As a fellow sufferer he could, and did, identify with me as no other person could. As a recent dweller in the strange world of alcoholism he could, in memory, reenter it and stand by me in the cave where I was. Everybody else had to stand on the outside looking in. But he could enter, take me by the hand, and confidently lead me out.15)
そうした事例と私自身の違いを見つけるのは難しいことではありません。その違いは、私の友人エビーとの関係でした。彼はかつては絶望的なアルコホーリクでした。同じ苦しみを経験した者として、他の人にはできないやり方で、彼は私を彼自身に重ね合わせることができました。少し前までアルコホリズムの奇妙な世界の住人だった彼は、その記憶を元に、私が迷い込んだ洞窟に再び入り、私の脇に立つことができました。他の人たちは、その洞窟の外にいて中をのぞき込むことしかできませんでした。だが彼はその中に入り、私の手を取って、外に連れ出すことができたのです。(拙訳)
これは、一人のアルコホーリクが、そうでない人間にはには決して真似のできない影響を他のアルコホーリクに与えることができる(BB, p.xxi)という考えであり、アルコホーリクが人助けをするための共同体というコンセプトの元になりました。
二つのルート
前述のように、ビルは(少なくとも入院中には)ステップに取り組むことなく、霊的体験という結果を得ています。
ビルのようにショートカットしていきなり得た霊的体験と、他の人たちが12ステップに地道に取り組んで得た霊的目覚めが、質的に同じであるというのならば、12ステップは、完全な絶望と、深層での収縮と、ハイヤー・パワーの助けを心の底から希求するという状態を作り出すための手順であるということになります。
ビルの霊的体験がベラドンナの引き起こした幻覚だったにせよ、誰もがベラドンナを服用すれば霊的体験を得られるわけではありません。そこで、急激な体験を得られない人たちのために、質的に同じ目覚めを得るための手順が必要になります。それが、ローランド・ハザードやエビー・Tやドクター・ボブなどが取り組んでいたオックスフォード・グループのプログラムであり、後に12ステップとして完成した手順だったわけです。
前回、霊的体験には、①徐々に起こる霊的目覚めと、②急激な霊的体験の二つのタイプがあることを説明しましたが、②急激な体験は完全な敗北と深い絶望を通じて起るものであり、①徐々に起こる目覚めは、地道な12ステップへの取り組みを通じて得られるものです。
1938年にビッグブックが書かれるまでには、②のタイプの急激な体験が少数派であることは明らかになっていました。また、どちらのルートで回復するかは本人の意志では選べないことも分かっていたでしょう。そのため、ビルは読者に混乱を与えないために、「ビルの物語」の霊的体験の前にステップに取り組んだ様子を加えたのではないか、というのが僕の考えです。
手段ではなく目的を重視して欲しい
こうして見ると、12ステップは霊的体験(霊的目覚め)を起こすための手段であることがわかります。言葉を変えれば、私たちの目的は霊的体験を得ることであり、回復には霊的体験という「結果」を得ることが重要なのです。
しかしながら、人間のやることは、しばしば手段の目的化という現象を引き起こします。何らかの成果を得るための手段だった行動が、その行動をすることが目的になってしまうことです。それによってしばしば目的の達成は疎かにされてしまいます。
こちらのサイトによれば、手段の目的化とは、ハーバード・ビジネス・スクール の教授セオドア・レビット(Theodore Levitt, 1925-2006)が1968年の著書『マーケティング発想法』の中で紹介したものだそうです。
例えば、定例会議の議題がないので、議題を募集したり、輪番で議題を出させたりするのが、手段の目的化です。もともとは別の目的を達成するために会議を開いていたはずなのに、会議を開くことが目的になってしまっています。当然そんなことをやっている会社は業績が落ちてしまうでしょう。
12ステップでも手段の目的化が起こりがちです。12ステップは霊的体験(霊的目覚め)を得るという目的を達成するための手段だったはずなのに、いつのまにか「きちんとステップをやっているか」とか「どんなやり方でステップをやるか」に関心がいってしまい、霊的なことへの関心が薄れてしまいがちなのです。そして、自分にできないことをハイヤー・パワーにしてもらうプログラム(12ステップ)をやっていたはずの人が、自分で自分を回復させるプログラム(12ステップに似た別の何か)をやるようになってしまいます。つまりステップをやることが目的になってしまっているのです。これではダメな会社と同じです。そういう落し穴を自分で掘って自分で落ちないようにして欲しいのです。
ビッグブックでも12ステップを「道具」と呼んでいます(p.38)。ステップもミーティングも道具(=手段)にすぎません。手段は大事であるものの(AAは何でもありではなく、12ステップという大枠は守らねばなりません)、目的である霊的な体験が再生産されなくなれば、AAは滅んでしまいます。
霊的体験の機序
AAに限らず、世界のいろいろなところで、まれに霊的体験(急激タイプ)や宗教的体験が起きていることは疑いのないことです。(cf.「依存症者の心の癒やし」)
ビル・Wの場合には、ベラドンナの引き起こした幻覚だった可能性が高いわけですが、他の多くのケースにはベラドンナは関わっていません。では、それらはどんな機序で起きているのでしょうか?
第21回と第24回で取り上げた、ジョンズ・ホプキンズ大学 の医学部教授で神経科学者のデイヴィッド・J・リンデン(David J. Linden, 1961-)はその著作『快感回路』で、神秘体験についての脳科学の実験についても検討しています。16) その結論としては、神秘体験が起こる頻度が極めて低いために、それにあわせてPETやfMRI による脳スキャンを実施することすら難しく、機序の解明は現状では難しいとしています。
急激な霊的体験の機序を解明し、それを手軽に再現する・・という方向での進歩は当面望めそうにありません。私たちが回復という結果を得るためには、地道に12ステップに取り組むほかなさそうです。
- ビル・Wは霊的体験の前にステップ(の原型)には取り組んでいない。
- ビル・Wの霊的体験は、ベラドンナの引き起こした幻覚だった可能性が高い。
- であるにしても、その体験がビルの精神に大きな変化をもたらした。
- その変化は、他者から見ても明らかなものだった。
- シルクワース医師は、それが幻覚である可能性を承知しながらも、ビルの変化を見て、彼が心霊体験をしたこと、それによって彼が得たものを手放してはいけないと助言した。ビルはそのことに感謝をしていた。
- ビルはウィリアム・ジェームズの『宗教的経験の諸相』を読み、自分の体験の意味を知った。
- 『諸相』で紹介されている様々な宗教体験に共通しているのは、完全な敗北、その敗北を認めること、ハイヤー・パワーの助けを懇願することの三点であった。
- 別のところではビルはそれを、完全な絶望と深層の収縮と表現した。
- 12のステップは、それらと同じものを幅広い人に実現するための手段である。
- 12のステップは道具(手段)であって、目的ではない。
- B2B, pp.33-34[↩]
- AACA, p.93.[↩]
- ジム・B編, Let’s Ask Bill W. #7 — 初出: N.C.A.A., Blue Book, Vol 12, N.C.A.A. 1960.[↩]
- AACA, pp.93-94.[↩]
- AACA, pp.94-95.[↩]
- PIO, pp.123-124.[↩]
- 最近はAAにやって来るアルコホーリクの軽症化が進んだせいなのか、ミーティングであまりこうした体験を聞かなくなりました。[↩]
- Howard Markel, An Alcoholic’s Savior: God, Belladonna or Both? – The New York Times (nytimes.com), The New York Times, 2010.[↩]
- AA, P-6 – Three Talks to Medical Societies by Bill W., Co-Founder of Alcoholics Anonymous, AAWS, p.14 — 「アルコホーリクス・アノニマス、その始まりと成長」.[↩]
- Mel B., Ebby: The Man Who Sponsored Bill W., Hazelden, 1998, p.70.[↩]
- AACA, p.95.[↩]
- PIO, pp.124-125.[↩]
- AACA, pp.95-96.[↩]
- ヤッフェ編(河合隼雄他訳)『ユング自伝―思い出・夢・思想― 1』, みすず書房, 1972, p.269.[↩]
- PIO, p.126.[↩]
- D・J・リンデン(岩坂彰訳)『快感回路 なぜ気持ちいいのか なぜやめられないのか』, 河出文庫, 2012, p.212-214.[↩]
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